About us 私たちの想い

Message: 双葉町にあった人々の営みや文化を少しでも多く再生し、未来へ繋げていく。

私がこの町にいる理由

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山根辰洋

Tatsuhiro Yamane

支援者から住人へ、双葉町での経験が示す未来への道。

2011年3月11日。震災と原発事故は、社会の脆さと己の無知、そして都市に生まれ育った自分が地域の破壊に加担した一人だったのではないかという問いを、私に突きつけました。そんな問いを抱きながら、支援者として双葉町に来た私は、双葉町にある何千という営みや文化、人々の生き様に触れ、いつしかこの町に支えられ、成長をさせてもらい、生き方を学ばせてもらっていることに気がつきました。

そんな自分の経験から、この場所には、人を成長させ、よりよい未来へ導くパワーがあると確信しています。これまでとそしてこれからも続く双葉町での探求の旅に、多くの方に参加してもらえたら。そして、この町にある素晴らしい営みと文化を後世につなぐことが私のこれからの探求です。

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スワスティカ

Swastika

浜通りらしく、自分らしく新たな故郷での発見と成長。

2021年1月にタウンストーリーウォーキングツアーに参加し、視点の変化がありました。浜通りを人間的に捉える助けとなり、浜通り=2011年の災害から、浜通り=この場所を故郷とする人々の物語へと変わりました。災害は浜通りの歴史の重要な部分ですが、文化や物語は災害の前から存在し、災害の後も存在し続けるため、観光においてもそれを伝えていくことが重要だと感じています。浜通りでの暮らしですが、浪江に移住して請戸川のアヒルに餌をあげたり、夜空を観察したり、今まで人生で考えもしなかった楽しいことを発見しました!「自分が浜通りらしく、浜通りも自分らしく」というモットーでこれからも頑張りたいです。

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トリシット

Trishit

双葉町での出会いが教えてくれた、町づくりの本当の意味。

2011年3月11日、私は中学生でした。当時、福島での地震と原発事故のニュースを読んだだけでした。インドの高校を卒業した後、すぐに東北大学に留学して初めて、災害の規模を実感しました。2020年1月に初めて山根さんと会い、双葉町や福島沿岸部を訪れる機会がありました。私はムンバイ郊外で育ったため、双葉町に来るまで町をつくることの意味を理解していませんでした。人々の話を聞く中で、初めて場所が土地ではなく人々に等しいことに気付きました。私はこの場所で町と共に自分のアイデンティティを築き、本当に民主的な都市計画のスタイルを世界に伝えたいと思います。

Supporter 賛同者

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鈴木みなみ

いわき・双葉の子育て応援コミュニティ
cotohana 共同代表

復興の歩みを進める双葉郡では、子どもの数が年々増加しており、子どもたちのハツラツとした姿を目にすることが増えてきました。Cotohanaは、「ここ(=双葉郡)で子育てしてよかった」「ここでこども時代を過ごせてよかった」という声が聞こえてくる地域を目指して、子ども・子育て応援を通じた地域づくりに挑戦しています。

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遠藤秀文

一般社団法人 とみおかワインドメーヌ代表理事
株式会社ふたばラレス代表取締役

2016年4月に原発事故で無人の町でスタートしたワインの取組み。海から150mの丘の山林を伐採そして津波被災エリアの駅前農地を開墾し、広大なヴィンヤードに1万本以上のブドウの木が育つ。2025年に富岡駅前にワイナリー&レストランが完成予定。

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木村紀夫

一般社団法人大熊未来塾代表理事

大熊未来塾では、「誰も犠牲にしない防災」「誰も犠牲にしない社会」の構築を目標に東日本大震災の経験を伝承しております。大熊町の帰還困難区域でのFWの他、出張講演やオンライン授業などにも対応しております。